計算づけのヒロインが愛した正義のヒーロー
「あかねちゃんは
誠人見なくていいの?」
「私、少し人見知りだから…
皆さんとお話していた方が
とっても楽しいですよ」
いい調子、
彼らの顔が赤くなって中々の顔がいい人たちだし、
付き合ってもいいかななんて思ったりもした。
「酔っちゃったかも」
「大丈夫ですか?お水いりますか」
「あかねちゃんが飲ませてくれるの?」
え、そんなつもりはないんだけど…。
けど微笑んで手にそっと触れて
コップを渡してみると、
予想通りの反応して面倒なことからさけられた。