花は一文、安いでしょ?
選んだパンと梅の飴を持ってレジに並んだ

梅の飴は私が大好きなお菓子

甘酸っぱいのが私の好み

財布から500円玉で支払った

ガサガサと袋を鳴らしながら店を出た

家に帰る途中ポストへ紙を入れた

まあ、採用されるはずはないだろう

封筒が届くその日まで、そう思っていた
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