シェアハウスのミュージシャン
そう、パティーといえばという食べ物が思いつかない…
だから、明日土壇場で決めようと思っていた
「なっ、ならさピザ作って!」
「ピザ?」
そういいながらひろの方を向くと子供みたいにキラキラした目で私をみていた
「ピザ好きなの?」
「大好き!」
「そーなんだ、、、マルゲリータ?」
「ああ!!絶対食べたい!」
ひろは机の上に乗り出すように主張してきた
「わ、分かったから。」
「マジで?うっしゃ!」
「ぷっ!」
なんか、子供みたいで可愛いな…
「他リクエストある?」
「ん?無い。」
「ははっ、ピザさえあれば良いんだね」
「あぁ」
「んー。どうしよーかな」
「光栄の好きな食べ物は?」
「光栄?グラタン」
「なら、グラタン作れば?」
「そーだね…ならグラタンとピザと焼きそば、ちらし寿司、コロッケ…あとは焼きおにぎり、サラダにスープこんなもんでいいかな?」
「そんなに作れんのか?」
「ん?うん!余裕。余裕。」
「なら明日の買い物は大量だな。」
「うん だから!荷物持ちよろしく!」
「マジか。」
「マジだよーん。ふふっ」