シェアハウスのミュージシャン

賢介「元気だな…あの二人…」

ひろ「あぁ。」

「ちょっとーー。早くー」

ひろ「はいはい。」

哲「最初は！ジェットコースター！！」

「はいはい！私前がいい！！」

哲「じゃ、俺、沙織の隣ー」

ひろ「え⁈おい…」

哲「なんだ？ひろ？」

ひろ「え！あ、いや…何でもねー。」


定員「それでは、いってらっしゃーい。」


沙織「ヤバイ。ヤバイ。楽しみすぎ！！」

哲「沙織いいなー。外側で。」

「へへっ。いい場所GETー！」

ひろ「俺、真ん中だぜ。」

「そういえば、賢介は…」

賢介「…」

「ちょ、賢介？大丈夫？」

ひろ「あ！こいつ高所恐怖症だった。」

「えええーーーー」

哲「やべな。まぁ、いっか。」

「いいの？？ってか落ち…きゃー〜ー」



哲「やっ、べっ！！ぇげつ…！」

「キャー！！キャ〜」

ひろ「はえー。」

賢介「…ピクピク」








ガダン！！


「はぁー。速すぎー！」

哲「ちょー。気持ちー」

ひろ「絶叫はいいなー。」

「あ！ラストの山だよ。」



哲「落ちるぞー！」

「ぎゃーーーーー！！！」

ひろ「おーーーー！！」

「うぎゃーー！ー！」

賢介「…」






ガシャン！！！



「はぁ。ヤバイ。ヤバイ。最高だよ！」

ひろ「おい！賢介。賢介。」

賢介「ピクッ！…あぁ、ひろ。ここは？」

「ちょ、大丈夫？賢介！！高所恐怖症なら言ってよねー。」

賢介「いやー。絶叫系は好きだから行けると思ったんだけどなー。やっぱ下向いたらダメだな。」

「当たり前でしょ！！」

哲「よし！次行くぞ！」

ひろ「どこに？」

哲「んーーー。」


「あ！！！皆、次の場所決めといて、私ちょと乗ってくるー！」

哲「おい！！沙織！！」