GIRL Story
「久しぶりだな。」


茉莉亜は車の中でシートを倒して寝ていると外から聰が誰かと話している声が聞こえて来た。

「探したよ。俺はお前のせいで随分苦労させられたよ。」



茉莉亜が顔だけ上げて外を見るといつかの斧を持った男が聰と話していた。


茉莉亜の体が固まる。
< 156 / 207 >

この作品をシェア

pagetop