GIRL Story
その日から優奈は竜の事が気になってしかたがなかった。

ちゃんとご飯は食べているのか、仕事には行ってるのか、寂しい思いをしてるんじゃないか・・・。

考えただけでキリがなかった。


仕事の合い間や夜。

優奈は1日何回も竜に電話をした。



茉莉亜の事が気になったけど竜には相談しなかった。


なるべく楽しい話をして竜の気持ちを盛り上げようと。


「お前電話しつこいよ。」

と言いつつも声が明るい竜を確認して優奈は幸せな気持ちになる。
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