精一杯のLOVEをあなたに。。。
あの時…
もっとちゃんと聞いておけばよかった。

後悔の波が押し寄せていた。


友達と飲みに行くならそう書いてるはず…


用事って何…?


もしかして…
エリカさん?


どうしようもない不安が頭の中を駆け巡る。


斗真にもし何かあったら…?


落ち着かずに、狭い部屋の中を歩きまわっていた。


―バタン


その時…
突然ドアに何かがぶつかったような大きな音が聞こえた。


その音に飛び上がりそうなくらいびっくりした私。


それでもゆっくり玄関に近づいて、チェーンをしてからそっとドアをあけた。


人が倒れている…


「うそっ…斗真?!」


何…?
どしたの?


斗真!


私は慌ててチェーンをはずしてドアをあけた。


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