LOVE LOVE KISS♡
そういって愛菜先輩は生徒会室をでてい


った。しーんと静まりかえる教室。


そこで最初に口を開いたのは、樹だった





「あのさ、さっきの事だけど…。



その……さ。」



「あ!うん。分かってるよ。


私……樹にとっては迷惑だよね。」


そうだよ。普通の友達だよ。


今、樹の顔みたらきっと泣いちゃう。


ごめんね。樹の返事を聞くのが怖いよ。


「は?お前何言ってんの?


俺まだなにも言ってねーじゃん。」


「え、だから、わたしの事…」


「好きなんだよ。」


へ?今なんて?


「え。」


「だから、…好きなんだよ。お前が。」


う、うそ……。


だって愛菜先輩と話してる時私のこと、


恋愛対象として見てない的な事言ってた


じゃん。

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