ヤンキーなんて好きじゃないから!
待ち合わせの場所に行くと栗山くんらしき人がいた。


私服、かっこいい………


なんて思いながら私は声をかけた。



「栗山くん!お、お待たせ………」


「あ、す、鈴菜ちゃん…………」


あれ、栗山くん、言葉に詰まってる。


私、やっぱり似合ってなかったかな?


「ごめん、似あってなかったよね…………」


私はすぐに謝った。


「いや、ち、違うよ!

あの………


可愛すぎて…………」


「え?………」

今、可愛いっていった?



「な、なんでもないよ!」

慌てて言う栗山くん。

明らかに顔が真っ赤だよ
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