誰よりも優しい総長様


「いただきます。」


そう言って食べ始める。


食べてる最中にメールが来てたけど、今は無視していた。


少しして食べ終わったあたしは秀くんの分のお皿を持って流しに出した。


そして秀くんを椅子から下ろすとあたしは洗面所へ向かった。


カチャカチャ


アイロンを差したり、メイクをしたりしていた。


「柚那ー。」


そう言ってお兄ちゃんが洗面所に入ってきた。


「ん?」


あたしはメイクをする手を止めることなくお兄ちゃんに返事をする。


「慶がメール入れたのに返信が無いってぼやいてんぞ。」


さっきのメール慶からだったんだ。


「あ、まだ見てないや。」


「だと思った。」


そう言って差し出されるあたしの携帯。


それはメールの受信を示すランプが点滅していた。


あたしはメイクを終えると携帯を受け取り中身を開けた。


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from kei.0821.yuzu@・・・・・.ne.jp
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title 無題
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本文

朝迎えに行くから。

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アドレス登録する気のないあたしはアドレスが直に表示される。


朝迎えに行くから。


それだけの文章なのにあたしは胸がわくわくしていた。


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