誰よりも優しい総長様


そんなことを思っていると柚那が急にお腹を抑えてうずくまり出した。


「大丈夫か?」


そう声を掛けながら俺はナースコールを押していた。


あいにくナースステーションからこの病室が近かったために看護師もすぐに駆けつけてくれた。


「大丈夫ですか?動けますか?」


そこからはストレッチゃーに乗せられ柚那は運ばれていった。


後から聞いたがどうやら陣痛って奴が来たらしい。


柚那が頑張ってる間俺は単に祈ることしか出来なかった。


頑張れよ。


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