探×査×系×女×子
「さてと…。」
「?」
「愛達もあっちの部屋に行った事だし、俺達も寝るか。」
「うん。」
「そう言えば、優っていっつも俺が寝た後に寝るみたいだけど、どこで寝てるんだ?」
「え?あ、布団の入れてある所があったから、そこから布団出して寝てるの。」
「毎日?」
「うん。」
「そうか…いや、準備もしなくて悪いな。今日は、この俺がベッドメイキングしてやるよ。」
本当は、布団を出してなどいなかった。いや、むしろ寝てなどいなかったのだ。慧さんのベッドに充電機能をダウンロードし、夜はそこで充電していただけなのだ。
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