探×査×系×女×子
「慧さんの…学校に…?」
「ああ。明日から、お前は剄央高校の生徒になるってわけだ。」
こうして私は、剄央高校の生徒、飯尾優として、地球で暮らす事になった。
これから何が待ち受けているんだろう。そんな期待が、私の心に芽生えた―私のOSには感情のプログラムなんてインストールされてなかったのに―。
「地球…なかなかいい星だ…。」
「ん?何か言ったか?」
「別に…。」
こうして私に話しかけてくれる、慧さんも、いいヒト…いや、人だ。
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