探×査×系×女×子
私は改めてトリュフサンドを口にする。
さっきにも増して、エネルギーがチャージされていくのが分かる。この星では、それを「美味しい」と言うらしい。
「どうだ?」
慧さんの声で、私は我に返った。
「美味しい…。」
「だろ?…ほら、さっさと食わねーと着くまでに食い終われねーぞ?」
食べるペースが、美味しさによって上がっていった。この資源は、きっと私たちの星を大きく変える。私はそう確信していた。
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