探×査×系×女×子
「じゃあ、教室まで行きましょうか。」
戸井先生が歩き出したので、私はついていった。
私達が階段を下りると、待ってくれていた慧さんに会った。
「あら、大江君。何してるの、こんなところで?」
「いえ、コイツ、俺の知り合いなんで…。職員室にも、俺が連れてきたんです。」
「そうだったの?じゃあ、学校案内は大江君に任せるわね。あ、もちろん授業はサボらないで、授業が終わった後にしてよ?」
「はいはい、分かりました。」
< 37 / 402 >

この作品をシェア

pagetop