探×査×系×女×子
雨音は激しさを増していく。明日は傘を持っていかないと。
いや、それより今は愛さんの事だ。
明日は重要なメンバー決めだというのに、こんな状況では決まるものまで決まらないのではないか。
ある種の不安を私は感じていた。
「ったく…。」
慧さんがつぶやいた。
「また早とちりかよ…。いい加減直してくれよな、愛も。」
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