どこにでもいる双子が永遠の命を手に入れたという物語
夕暮れのベンチで

「なんにもないね」

りゅーとが言った。

「なんにもないね」

りゅーこが繰り返す。

「つまんないね」

りゅーとが言うと、

「つまんないね」

りゅーこが繰り返す。

「今までのつまらない話をしようか」

りゅーとが言った。

「つまんなかったかな?」

りゅーこが聞くと、

「どうだろ?」

りゅーとが疑問系で返した。

「わかんないね」

りゅーとが笑うと、

「わかんないね」

りゅーこも繰り返して笑った。






< 2 / 18 >

この作品をシェア

pagetop