逢いたい~桜に還る想い~
───で、でもさ?
家族なわけだし、
別にツッコミ入れたり、
茶々入れたりしても、おかしくないよね??
なんて………自分の中で、ジェットコースターのように右往左往していると、
「………トーコさん…さぁ?」
唐突に、郁生くんがあたしを覗き込む。
「な……な、なに?」
「なんか、………ヘン」
「ヘン?? なにが??
ね……寝不足だからかな??」
「さっきから、こっち見ない……ような」
「………」
金縛りにあってしまったあたし。
ヘビに睨まれたカエルって、こんな気持ちなんだろうか………。
「………みお」
「え?」