逢いたい~桜に還る想い~
瞬間、ブレーキから足が離れて、オートマの車は前にクリープし、
────前の車と接近し過ぎて、あたしは慌ててブレーキを強く踏んだ。
反動で、車がガックン!と揺れる。
「トコ、危ない!!」
「……よ……こ…ちゃん……」
「……トコ、あそこにコンビニ見える。
───とりあえず、あの駐車場に止まろう」
「…………」
あたしは黙って、コンビニへと移動し、
一番端へと車を寄せた。
「……寿命、縮まったよ……トコ……」
「…………」
動転して震えた手を握り合わせ、
……あたしは、呟いた。
「よーこちゃ……どう……して……」