逢いたい~桜に還る想い~
「は……はぁい?」
首をすくめながら、振り返ったものの……顔、見れないよ……。
久しぶりに見た夢……
雄仁の前で泣いてしまった理由……
───駅での光景……
「おはよ。……ばーちゃんが愚痴ってたよ。
“バイトでこっちに帰ってきてるはずなのに、夜遊びに出掛けちゃった!”って」
「夜遊びって……サークル活動ですぅ……」
ちょっとちっちゃくなりながら、言い訳してみる。
「………トーコさん、タバコの匂い……」
「あ、あたしは吸わないよ!?
───雄仁が隣で吸うから……」
「ゆーじん………」
「あ、大学の後輩。1コ下の……」
「ふーん……」
うつむいてるあたし。
郁生くんの表情は分からないけど……、まるで、尋問されているみたい………
なんだか冷や汗が出てきそうだ。