ストーカーから始まりました!




「よく言ったね、鈴蘭。」

「翠君に言われたくないよ。」




げんなりした顔で言うと刹那が私を抱きしめて言い出した。




「姉さんは僕が守るから。
大丈夫だよ。」

「大丈夫、刹那に守ってもらわなくても生きてけるって最近思ったから。
慣れってすごいね。」




すると、刹那は泣きそうな顔になった。


それと反対に翠君はうれしそうな顔をしていえる。



双子ってやっぱり似ているんだね・・・。


慧君のさっきの顔と翠君の今の顔が面白いくらいにキモい。




「僕に姉さんは必要ない?」

「必要なくないよ。
大好きだよ、刹那。」




私がそう言うと刹那は嬉しそうな顔をした。


すると、灰になっていた慧君がムクッと起き出した。



起きなくてもよかったのに・・・。
(だんだん扱いが雑になってきています。 By作者)



「負けずに生きる!
俺は、鈴蘭のこと好きだから!!」




え、慧君に好かれても・・・。


次に、翠君も言い出した。





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