私の天然彼氏
「さて?どこ行こうか?」


悠が私の手を握りながら聞いてくる。


「そうだなぁ…特に決めてなかったね。」


「じゃあさ…ここ行かない?」


悠はそう言うと2枚のチケットを見せる。


これってもしかして…


「ケーキバイキングのチケット!

貰ったんだけど…ダメかなあさひ?」


抜け目ないなぁ…さっきの女の子達に貰ったな?


「いいよ!行こっか?」


すると悠はニコニコしながら歩き始めた。


しばらく歩いているとお目当てのケーキバイキングの店に着いた。


やっとついた〜!


歩いてる途中、悠のこと見てる人いっぱいで気がきじゃなかった。


当の本人はケーキのことしか考えてなさそうだけどね。
< 121 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop