私の天然彼氏
藍ちゃんがさっき言ってた!


絶対いるはずっ…


私は全力で屋上の扉を開けた。


「悠!…はぁっ…はぁはぁっ…」


悠はびっくりしたのか目をまん丸にして、


「…あさひ?どうしたの?」


息切れしている私に心配そうに駆け寄る。


「悠!私…のこと!好き?!

私はね大好き‼︎

でも、友達の好きとかじゃなくてっ……

愛してるの方の……好き…なのぉっ!」


これまで我慢していた涙が溢れ出した。

< 65 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop