可愛くない彼女,
残り10分になるまで
あたしはさんざん蹴り飛ばされた。
顔には無数の青いあざ。
身体もあちこちがジンジンする。
「恭夜ぁっ・・・」
恭夜の前では決して弱音を吐けないのに
1人になるとこうやって素直になれる・・・。
殴られた痛みより
恭夜が気づかない辛さのほうが辛かった。
昼休み残り10分になると、彼らはどこかへ消えた。
だんだんと教室に人が集まってくる。
あたしの周りには
何本かのぬけた髪の毛
あたしは傷だらけ。
いつのまにか、大騒ぎになってた。