なめてんの?
楓たちは気づいてるかなと思って見てみたけど、全く気づいてなかった。
二人は今までの隙間を埋めるかのようにラブラブぶりを発揮中……。
辛くて、悲しくて、目をそらした。
「じっとしてろよ」
「え……ひゃっ!」
首元に冷たい感覚が走る。
な、何これ!?
グイッと、介に前を向かされた。
まるで私は操り人形になったみたいに介の方に体が向いた。
「それだよ……ご褒美//」
「え……?」
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