オタク彼氏に困っています。
Story3〜オタク彼氏からのお願いです〜

目指すは優勝、だってさ







Side茜






「.......」






私はそこで立ち尽くしてた。



そして思うのだった。





まさか、またこの羞恥心の塊の衣装を着ることになろうとは。






ピンクと白を基調としたいかにも魔法少女を思わせる露出度の高い衣装に、高めにツインテールにされた私の髪。



自分で見たときは非常に驚いたが、私は今、二次元から飛び出した、三次元の人になっている。









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