吸血鬼たちに甘く囁かれて

プール   Kiss

あっという間に昨日が過ぎて只今水泳場に向かってます。


普通に歩いているだけなのになぜか痛いほどの視線が……


いや、まぁ理由はわかっているんですよ。


なんせその視線は私の周りを歩くこの人たち、


「プールかぁ、楽しみだな!!」


「ホントに!楽しみだね」


「ねね!祈織ちゃん、どんな水着なの」


「……」


「………」


生徒会のメンバーに向かれているものだから。


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