吸血鬼たちに甘く囁かれて

庶務の存在

──影Side──


嫌です、と一言言って生徒会室を出て行った祈織ちゃん。


その行動には生徒会全員が驚いたようで実際、俺も驚いた。


楓が微笑めば一部の男子までもが顔を赤くするというのに……祈織ちゃんは俺たちに全くかはわからないが興味がないようだ。


そーゆう態度や行動が余計に俺たちの興味を湧かせるというのに。


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