吸血鬼たちに甘く囁かれて

同級生!?

翌朝、私は自分のベッドで起きた。


……私、ちゃんと家に帰ったんだ…


あ!もしかして昨日のことは夢だったりしてー


そうだよねー。ヴァンパイアなんて入るはずないじゃん!


……そうだよ、昨日のは夢……お願いします!夢であってください!!


少しの希望を望んで鏡で首元を見る、と


「……のぉおぉおおおぉぉーー!!!!」


その希望はたった数十秒の間に粉々に砕けた。


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