人魚姫の幸せ?
あわ

人魚&人間

「おばあちゃんまたあのお話して!」

「いいわよ…」


『昔々この海の世界にはだれもがふりかえるほどとてもきれいな姫がおりました。

ずっと私たちを守ってくださってた姫…

人魚姫がおられました。

ある嵐の夜
人魚姫はおぼれていた1人の人間の男を助けました。

人魚姫はその人間に恋をしてしまいました。

でも、人魚の世界で人間に恋をするなど、絶対にあってはならないことでした。

それに人間にはフィアンセがいました…

決して結ばれることのない恋。

人魚姫はその人間が忘れられず、ずっと苦しんで…


泡になって消えることにしたのです。





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