晴れ時々毒舌3
言葉

小さな現場が追い込み入ってて僕も手伝いに行くし日曜日も水が溜まるといけないので水中ポンプを整備したり一人で行ってます。


その間に他の現場と連絡したりこの小さな現場が終わったらまた近くの小さな現場をやらせてくれそうで見積りしたり色々です。


この現場はまあ護岸工事の小さな物で建設業なら誰でも出来ます。トンネル屋は外の仕事好きではないし丁寧さに欠けますがオールマイティーですよ。


それで日曜日に一人で行ってますと車も一応通るのもあるし一人作業はさせないので警備員を付けてたんですね。


バックホーに乗って土を掘り返してました。



そこにまた型枠入れるんですね。だいたい終わって点検して帰らないと打合せがあったので急いでたら警備員の人が兄ちゃん頑張ると声を掛けてきました…



初対面の警備員ですよ…言い方がねなんか生意気でね。僕が若い頃に完全に六十代の人に兄ちゃんとか言われましたがそういうのとは違う感じです。


それと私ヘルメットに二本の線がね入ってます。



ヘルメットに二本の線が入るって事は何らかの責任者なんですよ。


それに向かって同い年くらいの警備員が兄ちゃんはねえだろうです。

警備員だからではないんです。言葉の問題ね。



お兄さんとかね。イントネーションの中に生意気さが滲んでたんでね思わずおっさんも頑張れよです笑


< 437 / 516 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop