キミノソラ
ある朝。



あたしが目覚めると、パパと同じくらいの女の人と中学生くらいの女の子、そして小学生くらいの男の子がリビングに居た。



これがパパの再婚相手ということは言われなくても分かった。



「あ、ミウ。おはよう。」



「あなたがミウちゃんね。私は柏木莉子(かしわぎりこ)というの。この子が娘の一恵(かずえ)そして息子の陽希(はるき)。カズとハルって呼んでね。



「パパ、何でなの?あたし、嫌って言ったじゃん!」



再婚相手の前だというのにあたしは想いをぶつけてしまった。
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