死神のレシピ
流れ星
旧市街地の大広場



四方を歴史を感じさせる建物達が取り囲んでいる



沢山の人々が楽しそうに大広場の石畳の上を闊歩していた



空には綺麗な青空



私は体中で太陽の光を浴びた



やっぱり太陽は気持ちいい



死神の仕事は夜中心の生活だったからな



私は黒のパーカーを脱いで、明るい色のシャツを身に纏っていた



誰も私が死神だって気付く人はいない



広場の片隅ではストリートパフォーマーが人々の目を喜ばせていた



ジャグリングをやる人



曲を演奏する人



私の近くではピエロがおどけたパントマイムを見せて、みんなを笑わせている






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