愛というキモチのカタチ。
「待ったか?」


駅前でバック片手にまっていたら、小走りでやって来る彬ちゃん。


あぁ、やっぱりカッコいい。
スキ。


「時間がない、行くぞ。」


ガッと腕を掴まれ引き寄せられる。



「きゃ…」


ふんわりと抱き上げられて何故か荷物のように抱えられてしまった。



「あああああ彬ちゃんっ‼︎」

「黙ってろ、舌噛むぞ。」



…遅いよ。もう噛んだ。

…って、何なの⁉︎なんでこんなことになってんの⁉︎



「ちょっと我慢してろ、少しの間だ。」


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