一目惚れから始まる恋
そして日曜日部活は休みで
俺ははやる気持ちを押さえて
昼過ぎにカツのうちに遊びに行った

ピンポーン♪

直ぐにバタバタと音がして玄関が空いた
目の前にいたのはカツじゃなくて…

私服姿の…

城木ジュン

黒のスキニーに
だぼっとした紺のTシャツ柄はカラフルな何かわかんねーけどペンキ散らした感じの
シンプルで以外にもボーイッシュだった

あっ何かしゃべらんと…



あせる俺より彼女の方が先に声を出した…

『えっと…
カツなら部屋にいるよ…
どうぞ』
ってにっこり笑ってなかに導かれる…

俺は

情けない…
『あっどうもっ』
って彼女の横を通る…


って俺初めてカツのうちにあがって
『お邪魔します』て頭下げたけど、部屋わからんわーって振り替えると
彼女は笑って
『あっ、こっち』
っておらの横を通りすぎ案内してくれる…





俺の心拍数半端なくなった…

沸騰しそう…


部屋まで妙に長いと感じた…扉を開けてなかに導かれ…

彼女は
『カツ友達きたよー』
っていい
ベットで寝転んで雑誌を見てるカツの横に座った…


すごい嫉妬なんですけど…その距離感…
カツは
俺を見て
笑って
『よっ、トキなにたってんだよ…
何処でも座って…
後もう少ししたらタクとヤス来るから…』
って
俺焦って座りながらカツの話を聞いた
『おう』
ってこの空気重いンすけど…

カツが
彼女に
『あっ、ジュン、こいつは、トキ俺のダチだからよろしく』
すると彼女は俺に頭を下げた
カツが
『うーんで、トキこいつは、俺の幼馴染みの、ジュンなっ』
って
俺にウインクしやがった…

俺も彼女に
『どうもっ』
って挨拶した

すると彼女は
『わたし、トキ君知ってるよ前にほら、移動教室とかのときよく会うから…
ぶつかったこともあるし、あのときは、ごめんなさい』

って行ってきた

かわいすぎる
素直すぎる…

ヤバイ俺俺がわざと近づいたなんて言えねー…

『あぁーそういやぁそんなことあったね…いいよ別に気にしなくて』
と普通に答えた彼女の横でにんまり笑うカツ…

そのとき、廊下を歩く足音が聞こえてきて、

突然部屋のとがあいて、タクとヤスがきた…


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