一目惚れから始まる恋

ジュンside~



ジュンside~




トキたちと、写真を撮った…

私はトキのとなりをキープ

これくらいさせてよね…

だって好きなんだから…

トキの笑顔…

それは大人っぽくって色っぽくて
優しそうで目を奪われるほどだった…

皆笑ってきっとこれは、私のたからものになるな~

なんて思っていたら

とき、かつ、やす、たく、は

女の子に囲まれてしまった…


あぁー
私だってトキの第2ボタン記念に欲しかったな~

でもね
いんだ…この写真で
充分だよ…


ってトキたちを見た
トキは、囲まれながらも少し引いたら所から見てる感じだった…

トキって好きなひととどうなったのかなぁ?

あのお祭りの日に聞いたトキが思っているひと…

そうおもってトキを見てるとトキがこっちを見てきた…

ドキュン!!

私ははっとしながらも
慌てて微笑んだ…

変じゃなかったよね…

トキがこっちに近寄ってきた…
だんだん大きくなるトキの姿…

ボタンは全部残っていた

えっ!?なんで????

カツたちは何もなくなってる…

『ジュン』
私を呼ぶ声

『トキボタンは!?』

『あぁー俺自分の好きなやつだけしか要らないから…
あげる必要なくない!?だって意味ないでしょ…』

『トキってほんとに変わってるね…
でも、きっとトキの彼女になるひとは幸せだね!!』
って心から思った


トキは、いつも自分の気持ちを曲げない
白黒はっきりしてる

ありがとう。ごめん。
がはっきりしてるんだ

そんなトキを好きなんだから
曖昧じゃなく答が明確で
穏やかで

でも、不器用なんだよね…

『そうかな…
俺勇気無いからなぁ~あーなさけねーよ』
って目を細めて笑った

『いんじゃない焦らないで!トキは、トキのタイミングでさ』


って言うと
私の方を向いて
優しく微笑んで
右手の拳を私の前に出して
『はい』
って
『何』
って良いながら
私はその手の下にそしたら

『水晶の原石…』
私の手のひらに転がる小さなきれいな六角垂の石が…
落ちて…
トキが同時にそういって
もうひとつの空いたてで頭を掻いた…


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