天使の歌声~君に届けたいこの声~





「……なんで~?」




母「貴女の歌声がスカウトされたのよ!!

お金になるんだからやりなさいよ!!!」




「やーだー!!離してっ!!!」

















─────それからはもう、

あっという間だった。








お金にしか目の無いあの子の両親は、

嫌がるあの子を連れて都会に

引っ越してしまった。



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