続》スウィートレッスン

かわいいセリフが聞こえてきた。


「バカって言うなよ」


「クスッ…だって ダイちゃん…バカだもん」


ヒナが真っ赤な目をして笑う。


その嬉しそうに笑うヒナの瞳には、しっかりと俺の顔が映っている。



当分 キスはできないけど…一応 仲直り?



一難 去ったところに、この後 また新たな問題が発生して


俺の不安がさらに募っていくことになるなんて、この時の俺は予想すらできなかった。
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