続》スウィートレッスン

「バーカ!てか…お前 なに考えてんだよ」


ポンッ!と、頭を何かで叩かれた。


「えっ」


目を開けるとダイちゃんが呆れた顔でこっちを見ている。


「俺たちが、今するのは…これしかねぇだろ?」


「これって…」


机に置かれたのは、アキラ先生が使っていたのと同じ…ぶ厚い あのオレンジの参考書だった。



────どういうこと?

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