私の王子はヘタレ君



「僕と百合ちゃんが付き合うときも、告白って百合ちゃんからだったでしょ?だから、プロポーズは絶対僕からって決めてたんだあ。」




「洸……うう…」




やば、今立場逆転じゃんか。
嬉し泣きってやつですか。






「えーと、ゆりちゃん、僕のお嫁さんになってください」


返事はもちろん





決まってるでしょ




「……はい!!!!」







「ううううう、やったあああ!!!!」







「洸、ないてる(笑)」





「ゆりちゃんもだよ?(笑)」







優しい優しい私達だけの結婚の約束のキス








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