∞妄想世界∞
「……トーコさん」

ゆっくりと私の名を呼ぶその声に、ドキンと反応する。

ああ。こんなの、ダメだ。
こんなの、ただの面倒くさい女になっちゃうよ。
年上らしさも、先輩らしさも、全然ないじゃん……。

ああ。もう。
大樹くんの言葉が、怖いよ。


「カラダ、ちょっとは動けます?」


……へ?
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