∞妄想世界∞
重なる頬のすぐ近く。
少し熱くなった耳に、唇を寄せる。



「私も。

……大好きだよ」


そう呟けば、さらに抱き寄せる腕にぎゅ……て力が入って。


「もう。俺のほうがトーコさんに魔法かけられてるみてえ」


そんな甘やかな台詞が耳に届くと同時に。

ゆっくりと大樹くんの重みが重なる。
< 325 / 331 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop