∞妄想世界∞
泣きながら眠った翌朝は、いつもに増して不細工になってて。
本当は、行きたくもない職場だったけど、仕事を放置出来るほど若くもなくて。
重い体を引きずって、オフィスに入った。
とにかく職場にまで迷惑をかけちゃいけない。
まして大樹くんに心配されるような先輩にはなりたくない。
その一心で、その日はとにかく仕事に集中した。
と。一句切ついたところで、マイカップを片手に珈琲を煎れにいく。
「お。トーコ、お疲れ」
先客として給湯室にいたのは加藤くん。