続・新撰組と妖狐ちゃん!
「っ!!死ねぇ!!!」
長州浪士は刀を抜き、
あたしに斬りかかろうとしたが、
なんせ、あたしは只今大砲の上なのでw
刀が届くハズもない←
「残念ーっ。
大砲の仕事お疲れ様でしたーっ」
あたしは黒く微笑み、
ザシュッ
「うあ"ぁ!!」
大砲の周りにいた長州浪士に
容赦無く刀を振り下ろした。
「あいつを捕らえろー!!!」
異変に気づいたのか、
長州の浪士達があたしの乗っている大砲に向かって走ってきた。
「誰が捕まるかバーカ!!」
あたしはべっと舌を出して、
タンっと大砲の上から
こちらに集まってきた浪士の上を飛び越え、
「…しょっと。」
「!?」
隣の大砲へと飛び移った←
そして、
「はい、労働時間終了ですよー」
さっきの光景を見ていたのか、
顔を真っ青にした浪士達に、
刀を振り下ろした。
それを繰り返した結果、
「…っと、これで5台目終わりーっ
…って、あぁー…
…こんにちわ、長州の皆サマ。」
5台目となれば、
もう飛び移る場所も無いわけで。←
最後に乗った大砲の周りは、
何十人もの長州浪士に囲まれていた←
降りて戦うにも、
降りるスペースすらないじゃないか。
あたしは、アハハ…と苦笑いし、
「誰かヘルプーーーーー!!!!」
迫ってくる浪士達に
刀を振り回しながら叫んだ←