君と一つ屋根の下で。

『おはよう~!』

「おはよう、仁奈」

『お父さん、おはよ!』




「おはようじゃないわよ、仁奈。
 もうちょっと余裕を持って
 起きなさいっていつも言ってるでしょ!」

『う…だってぇ~』

「だってじゃないでしょ、もう。
 それより、お父さんとお母さんから話があるのよ。」



『ん?何?……って!
 ごめん!!帰ってから聞くね!
 行ってきまーす!!!』


「あっ!ちょっと仁奈!!………もう、あの子ったら…」





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