死の携帯電話-ForeverLove-【完結】
僕は大きく目を見開いた。

誰か・・・。

誰か・・・。

と、その時、ついに絶叫が僕の口から迸(ほとばし)り出た。

同時に、僕はガバッとベッドの上に跳ね起きた。

心臓の鼓動は跳ね上がり、呼吸は荒く乱れている。

僕は額にベットリとかいた脂汗をパジャマの裾で拭った。

「夢か・・・」

思わず深い安堵のため息が漏れる。

しかし、リアルな悪夢だった。
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