ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「冗談でしょ!? パパ!!
ツッコンで!!
せめて、この状況にツッコンで――っ!!」



スマホに向かって、大声でわめきたてる。



その状況を涼しい顔で見守っていた水月くんだったけど。



あたしが諦めて、ぜーはー肩で息をしはじめると、にっこり笑ってこう言った。



「じゃあ、チーちゃん。
“ご主人様”と呼ぶところから始めようか?」
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