ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「おまえ、さ」



あきれた中に、かすかな笑いを含んだ声。



「ありえないくらい面白いよな」



そう言って水月くんは、屈んであたしと視線を合わせてから……。



ポンッ! と軽く、あたしの頭の上に手をのせた。



「ま、そんなところが。
かわいくて仕方ないんだけど」



「……え?」
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