ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「水月くんって……。
ホント、カッコいいよね。
芸能人になればいいのに」



「……は?」



眉根を寄せて、水月くんが手を引っ込める。



それを見て、しまった! もったいないことをした! と思ったけど……。



あたしの口は、止まらない。



「絶対! 超人気アイドルになれると思うよ。
あたしが保証する!!」
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