男嫌いの美少女と俺様キャラの王子様






「私は別に話したくないんだけど

あっちから話しかけてくるのよ。

だからあっちに言ってくれない⁇」




そう言って

その場を去ろうとすると

突然目の前に数人の男の子が現れた




「おっと、ここから先は

行かせねぇぞ。」




「うわっ、めっちゃ美人じゃん」




「こんな子やれるなんてラッキー」




まさか男を連れて来るなんて。

思ってもみなかった…

油断し過ぎてしまった。




「あなたが大人しく

言うこと聞かないから悪いのよぉ

じゃぁ、私たちは帰るねぇ

あとわよろしくぅ」




そう言って

朝倉さんは女の子たちと一緒に

体育館裏をあとにした。





「あなたたち…

私に触れたら殺すわよ。」




男に触られたら私はきっと…




「は⁇笑わせんなよ

お前自分の立場分かってんのかよ」




「美人なのに怖いこと言うねぇ」




「でもそこがいいよね」




そう言いながら男達は

私に少しずつ近づいてきた。




「やめて‼︎

こないで‼︎

男なんて大っ嫌い‼︎」




そう言って逃げたけど

すぐに腕を掴まれた

そしてその瞬間私は意識を手放した





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